2021年 2月 28日

ご不満なご感想…

天気の定まらないここ数日の鹿児島。
畑作業に影響が出ない程度に回復して頂きたいところです。
『ご不満なご感想…』のまえに明るい話題を一つ…

育苗ハウスの発芽から5日経過しました。
今日の様子はこちら
苗20210228-2
全体を見ても出揃っている感じですね(^^♪
今日は発芽後初めての散水をしました。
もう少し成長すればスプリンクラーでの散水となりますが
初期は手元シャワーホースでの散水をしながら苗の状態を確認します。
『今年も頼んだよ♡』ってね^_^;
大きさとしては…
苗20210228-1
おっさんの左手^_^;
順調です(^^♪

さて、何年振りかにメールで頂いた『ご不満なご感想…』。
要約すると
・味が無い
・とても食べられない、ハズレなのか?
・紅はるかは美味しいのに、とても残念!
という内容でした💦

ここで、『味が無い、甘くない』と感じる要因として2つあります。
一つ目は、配送途中の極度な低温による『低温障害』
この状態になりますと、味がしないどころか
ガリガリとした食感があり、焼いても身が硬いままとなります。
この場合は無条件で再発送対応しておりますので
もし、ご購入された方で届いてすぐにこのような状態でしたら
是非、ご連絡頂ければと思います。
問題は二つ目、ねっとりとした甘さが際立っている蜜芋系を基準とされている場合。
現在スーパー等で並んでいるさつまいものほとんどが
蜜芋系の『紅はるか』、『シルクスイート』や『安納芋』だと思います。
対してホクホク系である我が家の品種『高系14号』はまず見かけません。
(九州外で見かけた方はご一報を、粗品プレゼントしますよ^_^;)
何故だろう(・・?
これは作り手が少なくなってきたことと
甘さに特化した品種が女性を中心に人気がある
という背景があります。
実際に、全国のさつまいも作付面積No.1の品種は『紅はるか』です。
(我が家としてはちょっと残念でありますね)
我が家の『高系14号』は甘さだけで比較しますと…
残念ながら到底勝負になりませんの。
蜜芋がお好きな方は特にがっかりされることでしょう。
『強い甘さ』をお求めの方は『蜜芋系』のさつまいもがお勧めです。

お詫びを兼ねて、ご説明や再発送のご提案をしましたが
ご返信がいただけておりません。
ご立腹されているのかなぁ…
本当に申し訳なく思いますm(__)m
もう少し特徴のご紹介をしていかなくちゃいけませんね。
ただ、こういう厳しいご感想こそが大事なのであります。

意気消沈気味のおっさんでありましたが…
先日購入いただいたお客様より、嬉しいご感想が届きました。(^^♪
120/100点のご評価にちょっと安堵のおっさんです。
少しでも多くの皆様に喜んでもらえるよう
精進していかなくちゃね。

最後に…
よく『紅はるかは作らないの?』って聞かれることがあります。
我が家が何故『高系14号』にこだわるのかというと…
シンプルに『一番おいしいさつまいもだと思っているから』です。
まぁ、おっさんの味覚ですからね^_^;
同じ品種でも作り手が違うと味も大きく変わります。
近年では生産者名を公表して販売している場面も多く見かけますね。
皆さんもご自身で感じる『一番おいしいさつまいも』
探して頂ければと思います。

我が家には『蜜芋系はちょっと苦手』
って方からのお問い合わせが多く寄せられます。

ホクホク系で迷ったときは是非我が家へ!
『ホクホクとしたやさしい甘さ』ここだけは譲れない!
って想いは強いおっさんでした^_^;

2021年2月28日(日)17:26 | さつまいも成長記

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