準備のための準備
今日は一日作業場でのお仕事です。
明日から天気が崩れるようですが、
程よいお湿りになりますよう…
さて、先日まで行っていた畑作業を少しご紹介。
『プラソイラー処理』というものです。
鹿児島はシラス台地で、基本的に水はけが良い土地であります。
しかし、畑の中での各種作業により、
『耕盤層』という堅い層が出来てしまいます。
これは、先日紹介しました『プラウ処理』の層よりも深い層。
そのまま放置すると、水はけが悪くなってしまい、
良い作物が育ち辛くなってしまいます。
そこで登場するのが『プラソイラー』という作業機です。
簡単に説明しますと、
『長い爪を地中に差し込んで、引っ張ることで堅い層を砕く』
って感じですね。
それと同時に、深い層の土を表面に露出させる効果もあります。
(土壌の活性化に効果大)
では、実物はこちら
我が家は50馬力のトラクタに2本爪で引きます。
爪を下げると…
地表から40cm位差し込みます。
仕上がった畑はこんな感じ…
砕きましたよって感じの土塊が地表に現れます。
この作業が終わり、数日寒さにさらした後に耕運します。
これでようやく、来シーズンの準備が始まるのであります。
『準備のための準備が完了』ってところかなぁ。
意外と手間がかかりますが、
手を抜けない大事な作業の一つであります。
くどいようですが、『仕事は真面目』な我が家ですよ♪
2015年1月13日(火)19:58 | 未分類